はこふね

言葉を紡ぎます

Ye-夜-

情報が出た時から「絶対面白いし、きたむーが男娼役はいい!」と思ってて当日券をもぎ取って見た舞台。

 

以下アンケートに書いた感想

 

観劇し終わったいまもう一度、あの世界に浸りたいなと強く思います。素敵な舞台でした。

私は今まで付き合ってた人たちと別れて新しい環境に移る時期にあるのですが、
そこで、
どこまでが友達なんだろうとかお別れしたらこのまま関係性は消滅してしまうんだろうかとか本当にみんなのことが好きだったんだろうかとかこのまま消えてしまったほうが楽なんじゃないかとかこの関係があるから余計なことで悩まなきゃいけないんじゃないかとかいっそのこと断ってしまいたいとか.........そんなようなことを考えることが多くて。

この舞台で登場する水仙、夜来香、薔薇、刺たちが、人間との関わりを断ってしまいたいでも断てない、ありのままの自分でいたいでもそれをぶつけたら関係が切れてしまうんじゃないか、そうやって苦しんでいるのを見て、自分と似たようなものを感じました。

こんな時に、この作品と出会えたことが嬉しいです。もがく彼らはみっともないしどうしようもなくみじめだけど、美してかっこいいですね。戦う人はかっこいい。


照明も舞台セットも見事で素敵でした。

素晴らしい作品をありがとうございました。千秋楽までキャスト・スタッフの皆様が欠ける事なく、納得のいく公演を遂げられますよう祈っています。

 

 

登場人物たちは、みんな違う人種で、刺なんかは水仙や薔薇の世界を壊しにきた敵のように思われたけれど、みんな、

 

嘘つきで、関係を断てなくて、ひどくみじめで泥臭くもがいて苦しんでて、自分らしくありのままで生きていたいと思いながらそうできなくて。弱くて強い人たちだった。どこか似てた。

 

羨ましいと思った。私は逃げようとしてた。ちゃんと掴んで離さないようにしないと。

 

 

きたむーは、

儚げで綺麗で凛としてて孤独で格好よかった。ずっと、綺麗な男性だ...と惚れ惚れしてた

 

平田さんは、

サバサバしててかっこよい薔薇ちゃんに惚れてしまうくらい素敵だった。

 

水仙と薔薇の関係が好き。友達?って聞かれてわかんないって言っちゃう薔薇ちゃんが好き。自分のことなのにって夜来香には言われたけど。わかんないもんなんだよ。

ふたりでアイスを舐め合うシーンも好き。賞味期限がないのが羨ましい、アイスみたいな恋人が欲しい、冷たいしたまにベタベタするけどね、って、すごく下世話で辛辣な会話しながら下品な遊びをしてるのにすごく楽しそうで。美しいもののそばには汚いものがないと。

 

これはほさかさんもパンフに書いてた。

 

再演あるならまた見たい。よく噛み砕いて見たい。素敵だった